こんにちは、大工スタッフの池田です。
今日は昨日から始まりました、神戸市西区のK様邸の新築工事で初めての土台敷きをしました。
土台敷きとは?新築工事が始まってまず土地の整地をした後、コンクリートの基礎を敷いた状態からいよいよ木工事が始まる最初の工程です。
画像で言うとコンクリートとそこから出てるアンカーボルトが出ている状態です。
そこからプレカットされた木の土台を基礎に合わせて墨出し(位置出し)をして土台にアンカーボルトの位置を移して加工をしてと、プレカットではできない作業を現場で手作業で行いました。 土台を運ぶのも穴をあけるのも初体験でむちゃくちゃ大変でした。
今は穴あけのみですが、昔の大工さんはこのプレカットを手作業で手刻みを行っているのでほんと尊敬します。
加工が終わったら基礎と土台の間に基礎パッキンという通気用のパッキンを敷いてそこに土台を敷きます。
土台が乗ったらボルトを締めて基礎と土台を固定します。
土台の次は大引きという床の下地を組んでいって、鋼製束という鉄製の束を立てて床の高さを合わせます。(画像の作業がココ!)
大引きが組めて床の高さが決まったら床の断熱材であるスタイルフォームという(通称スタイロ)床用の断熱材を入れていきます。
断熱材が入ったら最後に床板という合板を敷き詰めて無事土台敷きが終わります。
初めての土台敷きでたくさんのことを一度に行って頭がパンクしそうになりましたが、頑張って終わらせました!
ちなみに赤とか青の床から出ている棒は給水用の配管だったります。
土台敷きが終わったら次はみんな大好き棟上げです!
大工が最初に見れる空からの景色をお送り出来たらいいなと思います。
ということで次回をお楽しみに!